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如月茜(きさらぎ あかね)
第11章 『オルゴールはどこで狂う』と『先生たちの実験室』
隣で聞いていた恵麻も、「ちょっと、茜……? 一体どういうつもりなの?」と戸惑いの声を漏らす。

しかし、茜はお構いなしに話を続ける。
「みさきちゃん。ママも一緒に、その先生たちと仲良くなってもいいよね?」
「う、うん……。ママも一緒に、仲良くなってくれるなら……」

「わぁ。じゃあさ、もしかして……親子プレイ、ってやつ? すごいね、ハードだねぇ」
カラカラと楽しそうに笑う茜の言葉に、恵麻は顔を真っ赤にしてソファのクッションを茜に投げつけた。

「ちょっと、茜さん!…、」

茜の口から飛び出した「親子プレイ」という言葉。
「ねえ、恵麻だってさ……そのボーリングってやつ、本当はちょっと試してみたいんじゃないの?(笑)」
「なっ……! 何言ってるのよ、茜さん!」

心を見透かされたような直球に、恵麻は思わず声を裏返させた。
「ほら、図星を突かれて照れちゃって。」
「いいじゃない、正直になりなよ。ママだって、先生たち3人と合わせたら……4P? いや、美咲ちゃんとも一緒だから5Pか。」
「すごいね、もう想像して興奮してるんじゃないの?」

「もう、茜さん……! からかわないでよ!」
顔から火が出るほど恥ずかしいのに、その背徳的な空気に呑まれていく自分に抗えない。

「ほら、せっかくだからさ。この際だから、自分の気持ちを素直に打ち明けてごらんよ。『私もボーリングしてほしい』って、そう自分の口で言ってみてごらん?」

「いじわる言わないの……っ!」
耳まで真っ赤にしてタジタジになる恵麻を見て、隣にいた美咲がくすくすと楽しそうに笑った。

トドメを刺してきた。
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