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月曜日の処方箋
第3章 内診台の上で
その言葉にハッと理性を呼び戻された陽菜は、自分の卑しい反応に激しい羞恥を覚え、顔を真っ赤に染めてブルブルと首を横に振った。
「は、はい……っ……ごめんなさい、動きません……っ、ぁ……んっ……」
言いつけ通り腰を浮かすまいと必死に耐えようとするが、指先は容赦なく快感を紡ぎ出し、陽菜の意志とは裏腹に内側から熱がトロトロと溶け出していく。
痛みと快感の板挟みになりながら、ひたすら息を殺して耐えるしかなかった。
どれほど時間が経っただろうか。永遠に続くかと思われたドロリとした薬液の注入が、ようやく終わりを迎える。
「はい、お薬の注入は終わりだよ。よく頑張ったね」
その言葉とともに、膣内の奥深くに刺さっていた注射針がスルスルと引き抜かれ、同時に、クリトリスを撫で回していた医師の指先もピタリと動きを止めた。
急に熱の発生源が断たれた喪失感と、痛みの恐怖から解放された安堵感で、陽菜の全身から一気に力が抜け落ちる。
「はぁっ……はぁっ……はぁ……っ……」
ぐったりと診察台に横たわる陽菜の姿を確認するように、看護師が優しく声をかけた。
「お疲れ様、すごく頑張ったね。それじゃあ、診察台を元の位置に戻すね」
ウィーーーンと、再び機械のモーターが低く静かな音を立て始める。
ガチガチに固定されていた両脚が左右に広げられていた状態からゆっくりと閉じられ、傾斜していた巨大な診察台が、元の位置へと静かに降りていった。
視界が元の天井の高さに戻り、逃げ場のない拘束から解放されていくのを感じながら、陽菜は荒い息を整え、羞恥と疲労のあまり目頭から静かに涙をこぼした。
足首や太ももを固定していたマジックテープが「ビリビリッ」と音を立てて外され、完全に自由を取り戻した両脚を、陽菜は力なく診察台の上に投げ出した。
股のあたりにはまだヒリヒリとした痛みが残り、先ほどまで注入されていた薬液の重たい感覚がドロリと存在感を主張している。
「お疲れ様、本当によく頑張ったね。脚の固定を取るから、ゆっくりでいいからね」
看護師がテキパキと機材を外し、青いカーテンをシャーッと引き戻した。

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