この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ
ヒミツのカルテ
第1章 咲希(32)不感症?

背中越しに伝わってくる呼吸の深さや、肩の緊張がふっと和らいだのを察したのだろう。
川島の動きが、ほんの少しだけ変化した。

「リラックスできていますね。では、もう少しだけ……優しく触れていきますね」

背後から掛けられた穏やかな声とともに、川島の手のひらが少しだけ位置を変える。
これまで胸の膨らみ全体をなでていた指先が、ゆっくりと、しかし確実に、その中心へと近づいていった。

——乳輪のふち。

敏感な領域のすぐ境界線に、川島の指先がそっと触れた。
ビクリ、と咲希の体が微かに震える。
しかし、それは恐怖によるものではなく、未知の感覚への戸惑いと、急に高まった緊張によるものだった。

川島は決して、その先端である乳首には触れようとしない。
ただ、乳輪の周囲を円を描くように、羽毛で撫でるような優しさで、じっくりと、丹念になぞっていく。

「ふぅ……っ……」

喉の奥から、小さく熱を帯びた息が漏れた。

柔らかいガウン越しに、川島の指の動きがそのまま咲希の胸の輪郭を形作っていく。
布地が胸の尖りや丸みをくっきりと浮き上がらせているのが、自分でもなんとなく分かった。
その微細な摩擦がガウンの柔らかい布地を伝わって、咲希の敏感な乳頭へとダイレクトに伝わっていく。

——擦れる。

普段なら下着や洋服が当たらないように無意識に避けていたはずのその場所が、布地を介して刺激されるたび、じわじわと熱を帯びていく。

咲希の意思とは無関係に、カチリと硬く、小さな突起がガウンの生地を押し上げるようにしてツンと立っていった。

(あっ……私、今……硬くなってる……っ)

その変化に気づいた瞬間、恥ずかしさと得体の知れない高揚感が混ざり合い、咲希の顔が一気にカッと熱を帯びる。
他人に自分の身体がこんな風に反応している姿を知られることが恥ずかしく、思わず胸元を隠したくなる衝動に駆られたが、不思議と逃げ出したい恐怖はない。

背後からその変化を感じ取っているのか、川島の手の動きはさらに優しく、丁寧になっていく。
乳首そのものには決して触れない絶妙な距離感を保ちながら、その周囲をじっと温めるように撫で続ける指先。

他人にここまで繊細に、自分の身体の境界線をなぞられた経験はない。
怖いという感情の代わりに、じんわりとした熱が下腹部の方へと広がっていくのを、咲希は静かに感じていた。
/29ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ