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第5章 <お酒のちから>

掛け布団を手に入れた私。
服を着たまま、私に掛け布団を巻き付けた。

見た目的には掛け布団のロールケーキ状態の中心に私がいる。

ラブホテルの掛け布団は羽毛なのか、凄く厚みがあり田所課長をガードするにはちょうどいいと思った。

(いい作戦だと思ったけど…暑い…。少しの辛抱か…。)

そんなロールケーキ状態の私は、ベットの左側に寝そべった。

田所課長は唖然としているようだった。

「寝ないんですか？
寝に来たんでしょ？」