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おじさんとお子ちゃま
第6章 <曖昧な態度>
この日結局かずきは1日中私の部屋に居た。
他愛ない会話をし、テレビを一緒に見て、ご飯を食べのんびりする…。
私の部屋での、いつも通りの過ごし方。
気づけばもう夕方。
かずきはテレビに夢中。
私はキッチンで夕飯の準備をしていた。
プルルルルルル…プルルルルルル…
テーブルの上に置いていた私の携帯電話が急に鳴り出す。
私は手を洗い携帯電話を取りに行こうとした。
そしたら…不機嫌そうな顔のかずきが、携帯電話を持って後ろに立っていた。