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おじさんとお子ちゃま
第8章 <変化>
その前半の一年間で、私のかずきへの気持ちはすっかり冷めていた。
よく先輩から、
『かずきまた浮気してるよ?なんで美冬別れないの?
彼氏があんなんで平気なの?』
って聞かれる事があった。
平気なわけがない。
最初はショックで泣いたこともあった。
でも、浮気は一回じゃなかったから…いつの間にか涙は出なくなった。
別れなかったのは、私に他に好きな人ができていなかったから。
別れる理由が浮気って…なんだか悔しかったから、そのままズルズル付き合ってた。
そして後半の一年間、かずきは人が変わったかのように一途に愛してくれた。
やっと振り向いてもらえて凄く嬉しいはずなのに、私の気持ちは変わることなく冷めきっていた。
一年間変わらなかった私の気持ちは、きっとやり直しても揺るがないと思う。
「かずき最初は色んな女性にフラフラしてたけどさ、一途になってくれた時は本当に嬉しかった。ありがとう。
でもね、やり直してもあたしはもうかずきを好きになれる自信はないの。
付き合ってるときから…ずっと…好きか分からない状態だったから。
ごめんね。2年間付き合ってくれてありがとう。」
よく先輩から、
『かずきまた浮気してるよ?なんで美冬別れないの?
彼氏があんなんで平気なの?』
って聞かれる事があった。
平気なわけがない。
最初はショックで泣いたこともあった。
でも、浮気は一回じゃなかったから…いつの間にか涙は出なくなった。
別れなかったのは、私に他に好きな人ができていなかったから。
別れる理由が浮気って…なんだか悔しかったから、そのままズルズル付き合ってた。
そして後半の一年間、かずきは人が変わったかのように一途に愛してくれた。
やっと振り向いてもらえて凄く嬉しいはずなのに、私の気持ちは変わることなく冷めきっていた。
一年間変わらなかった私の気持ちは、きっとやり直しても揺るがないと思う。
「かずき最初は色んな女性にフラフラしてたけどさ、一途になってくれた時は本当に嬉しかった。ありがとう。
でもね、やり直してもあたしはもうかずきを好きになれる自信はないの。
付き合ってるときから…ずっと…好きか分からない状態だったから。
ごめんね。2年間付き合ってくれてありがとう。」