この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
おじさんとお子ちゃま
第8章 <変化>
その前半の一年間で、私のかずきへの気持ちはすっかり冷めていた。

よく先輩から、
『かずきまた浮気してるよ?なんで美冬別れないの?
彼氏があんなんで平気なの?』

って聞かれる事があった。

平気なわけがない。
最初はショックで泣いたこともあった。
でも、浮気は一回じゃなかったから…いつの間にか涙は出なくなった。

別れなかったのは、私に他に好きな人ができていなかったから。
別れる理由が浮気って…なんだか悔しかったから、そのままズルズル付き合ってた。

そして後半の一年間、かずきは人が変わったかのように一途に愛してくれた。
やっと振り向いてもらえて凄く嬉しいはずなのに、私の気持ちは変わることなく冷めきっていた。

一年間変わらなかった私の気持ちは、きっとやり直しても揺るがないと思う。

「かずき最初は色んな女性にフラフラしてたけどさ、一途になってくれた時は本当に嬉しかった。ありがとう。
でもね、やり直してもあたしはもうかずきを好きになれる自信はないの。
付き合ってるときから…ずっと…好きか分からない状態だったから。
ごめんね。2年間付き合ってくれてありがとう。」
/179ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ