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第1章 <面接>

(うっ……うわっ…。)
扉を開けると、いかにも車屋さんって感じの内装。
綺麗に整えられたテーブルと椅子が並び…
奥にはたくさんのデスクとパソコンが見え…
端には木製の螺旋階段があり、高級感が漂う…。

ﾎﾟｶｰﾝ…
緊張と店内の雰囲気に圧倒され、私は思わず入口で棒立ちになってしまった。

『いらっしゃいませ。』

その時、不意に後ろから声をかけられ我に返った。
(めっ面接受けにきたんだった！)

後ろを振り向き声の主を見たら…

オールバックで髪の毛をガッチリ固めて、ビシッとスーツを着こなした目付きのいかついおじさんが立ってた…。