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おじさんとお子ちゃま
第4章 <働く理由>
(頭痛薬…?)
そんな疑問を抱いてると、田所課長が私に気づいた。
薬の箱を急いで手に取り、相変わらず険しい顔で私には目もくれず勢いよく給湯室を出ていった。
(田所課長頭痛いのかな?)
頭痛薬をなぜそんなに大量に飲む必要があるのか気になった私は、お昼休憩の時に阿部さんに聞いてみることにした。
給湯室で見た一部始終を阿部さんに話す…
『ああっ、それいつものことだよ。』
「田所課長って、いつもあんなに大量の頭痛薬飲んでるんですか?!」