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不倫王の憂鬱
第5章 第五章 親を騙す女達
深雪を中洲のとある店で口説き落とした夜、彼は彼女の口ずさむ歌に酔った。

深雪は24歳でバツイチ。
身長はスラリと167㎝、胸はBカップという程よい大きさ。
ウエストラインは綺麗で尻がポッチャリした女だ。


彼女は中洲のクラブ霞でピアノ弾き語りをしていた。

Jazzが特に得意らしい。

シットリした柔らかいJazzを弾き語りさせたら客はクラブホステスよりも深雪にくぎづけだ。

彼は深雪のピアノの横に立ち深雪が叩く鍵盤の音に酔いながら深雪に熱い視線を送る。

深雪が彼の知る曲を奏で始めたので彼は生演奏でボビーコールドウェルを歌う。


Jazzではないがバラード系のStay with me を歌いあげた彼に深雪に対しての言葉はあまりいらなかった。

彼は仕事で福岡に居たのでひと月弱ホテル住まいをしていた。

彼のホテルの部屋に深雪は来た。

『落合さん、歌上手だから……興味出ちゃった』

彼が聞きもしないのに深雪は部屋にまで来た言い訳を言い、体裁ぶる。

”この手の女は自分に嘘をついて正当化する…金になるな……”

彼は深雪の住まいや家族環境を聞き出した。

”今日は手は出さない…信用させて次回からジワジワと……”

『なあ、深雪……このままホテルにいるのはあまりに寂しい……よかったら深雪の部屋に残りの日を泊めてくれないか?』


『……うん、家、汚いよ…』

”大概の女の台詞だ…何回も聞き飽きた台詞……体臭や着こなしでたいてい解る…深雪の部屋は洗練された部屋だろう”


『汚いなら掃除手伝うよ。昼間は何してるの?』

『昼間は幼児音楽を教えてるの。バイトは夜7時から4時間だけ』

『そっかぁ、じゃあ俺が先に帰る場合もあるから合鍵あるかな?』

『あるよ』

『くれる?』

『落合さんを信じて……』

”また言い訳と正当化か……”


彼は深雪の生い立ちを聞く上で実家にも興味があった…。

彼は落合の名刺を渡してはいたが、実は違う会社の落合の同姓を語っていた。


何故なら福岡との距離があるからリスクは少ないが深雪を完全に騙す予定でいたからだ。
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