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第6章 ストーカー？？

中には便箋が一枚入っていた。


開いてみるとそこには・・・


【オマエハ、オレノモノ。ダレニモワタサナイ。ケッコンナンテミトメナイ】


そう書いてあった。


「何これ・・・」


思わず口に出すと


「どうしました？」


っと運転手さんに言われてしまった。


「あっ・・・いえ何でもありません・・・」


その手紙はパソコンで作られた様で手書きでは無かった。


私の頭の中には北川という男性の存在があった。


無言電話は少しの間続いたが今は来ていない。


これは、無言電話の男と同じ人なのだろうか・・・。


そんな事を考えてると

「お客さん！着きましたよ！」


っと言われ、我に帰り代金を払って車を降りた。


蓮に相談しようかな・・・でも、お店始まるし、最初の方は言えないよね・・・。


彩音に聞いてもらおうかな・・・。


店の前に着き・・


深呼吸深呼吸！！奥さん役に集中よ！！


結婚指輪良し！メイクよし！服装良し！！


確認をし、ドアを開けた。