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第1章 プロポーズ

帰宅して…。

ぼーっとソファーに座っていると。


ピロロロロロロ♪ピロロロロロロ♪


ビク！！

蓮…。


どうしよう…絶対…蓮だぁ…。


はぁ…。携帯の画面も見れず体は硬直してしまう。


少しの間、鳴り続けた着信音は切れてしまった。


「はぁぁぁぁ・・・どうしよう・・・」


携帯を取り、着信履歴を見て見ると…やっぱり蓮だ…。


その時！

ピロロロロロロ♪


「うわっ！！」


驚いた拍子に携帯を床に落としてしまう…。


「彩音？」


携帯の画面から見えたのは彩音という着信画面…。


慌てて携帯を拾い。


「もしもし？」


『どう？返事決まったの？』


「直球だなぁ…お疲れ様とか無い訳ぇ？」


『あぁ、お疲れ様！んで？どうする事にしたの？返事したの？どーなったの？？』


一気に質問してくるなぁ…それじゃぁ答えられないよ…。