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第10章 元カノ登場！！

「彩音、知ってるの？」

「うん・・・旦那と買い物してる時にバッタリ会ったの！！デートしてる時かな」


「そうだったんだ・・・」


何か、元カノとか聞くと気持ちが微妙な感じに動揺している。


「七海？大丈夫？」


「少し、ビックリしただけだから・・・大丈夫！でもなんで別れたの？」


「なんか、時間が合わなくてすれ違いで自然消滅って言ってたよ」


自然消滅なんて一番微妙な感じじゃない！！

もし、相手が別れたって認識してなかったらどうするの？？


「蓮も蓮だよ！隠さないで堂々と元カノだって言えば良いじゃない！！」


思ってる事が口に出てしまっていた。


「七海？もしかしてヤキモチ？？」


「はぁ？？ヤキモチ何て妬くはずないでしょ？？ただの友達だもん！！」


そうよ！今は少しの間一緒に暮らしてるだけ！！

ヤキモチなんて妬く訳がないじゃない！！


「そっか・・・」


彩音は少し残念そうな顔をし、運ばれてきたスイーツを口に運んだ。


そうよ！ただ、黙ってるのが腹立つだけよ！！


好きでも何でもないし！！あっちが何してようと平気だし！！