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第14章 結ばれた夜

２時間毎に蓮の様子を見に行く。


具合が悪いのか蓮はほとんど寝ていた。


私は蓮のベッドの横に座り蓮の寝顔を見る。


綺麗な顔・・・。


ふっとそう思った。


時より眉を寄せ苦しそうにするたびに心配だった。


「ん・・・んーーー」


うなされてる・・・頭痛いのかな・・・。


薬効いて無いのかな・・・。


何度か着替えをさせ、体を拭く。


汗を出した方が良いって聞いたことある。


夜、蓮はまた料理を食べてくれ薬を飲み横になった。


「七海・・・」


「ん？どうした？」


「冷却シート痒くなる・・・」


「タオルにしようか？」


「大丈夫・・」


遠慮しちゃって・・。


私は、冷却シートをはがし、タオルを乗せてやった。


何度かタオルを変えないとイケないと思ったのでこの日は蓮の部屋に寝る事にした。


夜中・・。蓮の声で目が覚める。


「蓮・・・どうしたの？」


「頭痛い・・」


タオルを変えてやり、着替えをさせる。


本当に薬効いてるのかな・・・。


咳もしてないし・・・鼻水も出てないのに・・・。


本当に風邪なのかな・・。