この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Try Marriage
第14章 結ばれた夜
蓮サイド。


喉が渇き目が覚めた。


「ダルイな・・・」


体を起こそうとすると、七海がベッドに頭だけを乗せ床に座った状態で寝ていた。


側に居てくれたんだ・・・。


このままだと七海が風邪引いちゃうだろ・・・。


しかし、今の俺には七海を抱きかかえる体力が無い。


熱は少し下がった気もするが、まだ頭がフラフラする。


毛布を掛けてやり、起こさないようにリビングに向かった。


冷蔵庫からスポーツドリンクを出し一気に飲み干した。


「久しぶりに風邪引くと辛いな・・・」


時計を見ると午前3時。


朝には熱だけでも下がってくれればいいなぁ。


再びベッドに戻りそっと横になった。


七海、この体勢は疲れるよな・・・。


「七海・・・七海・・・」


少し体を揺すると、七海は寝ぼけているのか俺の手を握ってた。


可愛いな・・。


俺は、もう片方の手で頭をそっと撫でた。


すると・・・


「んーー・・・蓮??」


「あ・・・ごめん、そんなところで寝たら体辛いだろう
 俺は大丈夫だから、部屋で寝ろ・・・」


「んーーやだ・・・ここに居たい」


七海はこういう時は絶対に引かない。


俺がいくらダメだって言っても七海はここに居るってきかないだろう。



「蓮・・・それより熱は?」


「少し下がった気がする」


「どれどれ・・・」


七海は俺の額に手を乗せ、体温計を準備し俺に渡した。


/481ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ