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第15章 ２人の母親

夜寝る時・・


「七海・・どこで寝るの？」


「えっ？部屋でだけど・・・」


「なぁ・・・これからは一緒に寝ようぜ！」


まだ、一緒に寝るとか慣れて無くて・・・ドキドキするんだよーーー。


落ち着くけどねぇ・・・。


私は、蓮の申し出を受け入れ、これから一緒に寝る事にした。


ベッドに横になると、蓮は手を握って来た。


「どうしたの？」


「握りたかったの！」


「そうか・・・」


そして、微妙な沈黙・・・。

何か言わなきゃ！んーーーー。どうしよう・・・。


「蓮・・・あの・・」


「無理に話そうとしなくて良いよ・・気を遣わなくて良いよ」


蓮は、私の気持ちが分かっていたようだった。


「うん・・・」


「それよりさ・・・」


「ん？」


「お前・・ノーブラだろ？」


しまった！！自分の部屋に寝るもんだと思ってたので・・


私はブラをつけて無い・・・。


「いや・・その・・・自分の部屋に寝ると思ってたから・・・」


「いいよ・・いつもノーブラで居て！！アハハハ」


「バカ・・・明日から着けて寝ます！！」


いつものように冗談を言い合いながら私達は眠りに着く事にした。