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Try Marriage
第15章 2人の母親
朝食の準備が終わりテーブルにはレストランのモーニングかって感じのおかずが並べられた。


「うわー凄い!」


秋枝は目をキラキラさせている。


その時・・。


ピンポーン♪


インターホンが鳴った。


「俺、出るよ。先に食べてて」


蓮が玄関に向かう。


「大丈夫?」


「大丈夫!食べよ!!」


私達は食事をしようとしたとき・・。


リビングにお母さんが入って来た。


「お袋、勘弁しろよ!お客さん来てるんだって言ってるだろ?」


「お母さん??」


秋枝の手は止まり、どうして良いか分からない顔をしてる


タイミング悪すぎ・・。


「お客様が帰るまで待たせてもらいます!」


ちょっとその言い方って、秋枝に早く帰れって言ってるみたいじゃない?


「さぁ、私に気にせず!どうぞ・・」


お母さんはそういうと、ソファに座り込んだ。


「お袋・・帰れって・・」


蓮は、秋枝が居るせいか冷静に話をしようとしてた。


「わ・・私、帰ります・・。七海さんせっかく作ってくれたのにごめんね・・」


「えっ・・・あ・・うん」


居たくないよね・・。


秋枝、ごめんね。


「せっかく出してもらって物をあなたは残して帰るの?ずいぶん失礼じゃない!
 あなたのお友達?」


お母さんは私に向かって話して来た。


「そうですけど・・そんな言い方・・」


「私は大丈夫だから・・・ね!七海さん!」


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