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第17章 親父登場！！！

七海の居る事務所に向かうと、七海は頭を抱えていた。


「七海、どうした？」


七海は、返事をしない・・・。


ん？？七海？？


「おい・・」


寝てんのかよ！！！


この状況でしかも、この体勢で良く寝れるな・・。


しかも清算途中かよ。



「ったく・・七海・・」


「・・・・・」


仕方なく俺は七海を起こさないように清算途中のノートを取ると何回も


訂正した跡があった。


「集中出来なかったか・・・」


でも、集中出来なかった割には気持ちよさそうに寝てるな・・。


俺は、清算を終わらせ厨房の片づけを軽く済ませた。


「おい！七海！起きろ・・帰るぞ！！」


「んーーーー」


体を揺すっても起きる気配は無く・・・仕方なく俺は七海を抱きあげた


「ん？七海・・痩せた？」


前におんぶした時より少し軽く感じた。


「気のせいかな・・」


車に乗せ、マンションに向かった。


帰宅途中も七海は起きず・・・


「七海！！起きろ！！！」


「嫌だ・・・」


コイツ！！起きてたのか？？？？


「お前！起きてたのか？？」


「起きてません・・」


起きてんじゃねーかよ！！