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第5章 無言電話・・・。

それから。数日後・・・


あの、無言電話は最近全くない。


やっぱり悪戯だったか。


気にも止めなくなっていた。


蓮は、オープンの準備などで大忙しだった。


中々休みも無く、すれ違いの生活だった。


何か最近淋しいなぁ・・・。


今日は休みなので一人部屋でダラダラと過ごす。


夕飯の買い物でも行こうかと準備をし近くのスーパーに行くことにした。


部屋を出ると、静香さんもちょうど部屋を出る所だった。


うわっ・・・気まずいな・・・


しかし、静香さんは全く気にしてないっていうか、私たちが声を聞いてることも


知らないので、普通に声を掛けてきた。


「あら！こんにちは！今日はおやすみ？」


「こんにちは・・・休みです」


「そう、どこかお出掛け？」


「えぇ・・スーパーに行こうかなって」


すると、静香さんは私に駆け寄り


「一緒に行きましょうよ！」

えーーー！でも。断る理由も見つからない・・・。


「はい！」


返事をし、二人でスーパーに行くことになった。


旦那さんは出張から帰ってきたらしい。


普通の会話をし、私たちはマンションに着いた。


「ねえ！お茶しない？」


えっ！！後数カ月はここに居る訳だし気まずくなるのは嫌だなぁっと思い


了承した。


「じゃぁ、家に来ません？」


っと静香さんを再び招いた。