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秘密の回転寿司
第9章 まな板の上の『マグロ』
「緊張してる?」

びくりと体が動いてしまって恥ずかしい。

「緊張する暇がないくらい気持ちよくしてあげるからね…」

囁かれる言葉にぞくぞくする。

「君はどこが感じるのかな…」

そう言いながら、男性の手があたしの首筋をするりと撫でる。

ぞわりとする感覚が体を駆け抜ける。

「なるほどね…感度がいいね。これは楽しみだ」

笑みを含んだ声とともに、羽が触れるように優しく、男性の手があたしの体の上を滑る。

「ッ……!ァ……」

二つの白い膨らみの頂上を指先が掠めた瞬間、思わず声が出てしまった。

「いいよ。カワイイね……もっと聞かせてくれるかな?」

男性の指がいきなりきゅっと乳首を摘まむ。

「ッ!!」

そのまま二本の指で乳首を挟んでくにくにと転がす。

「く…ぅ……ン…」

くにくにくに、くにくにくにくに…

しつこいくらいに乳首を責められていると、だんだん下の方が疼いてくる。

「ン…ぅ…はッ…ぁ…」

「いいね、その切ない顔…そそるよ」

くにくにくにくに…

(あぁ…もぅ…下にも触れてほしいよぉ……)

「そろそろこっちも欲しくなってきたかな?」

男性は、あたしの心を読んだかのように言うと、ぴたりと合わせた脚の間、一番上の部分にするりと指を滑り込ませた。

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