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「私が欲しいですか?お嬢様」
第1章 執事〜晴人〜
ガチャー。


!!!!!!!!!

あたしは咄嗟に手をパンツから出し
寝たふりをした。

コツ、コツ、コツ…

ゆっくりと近づく足音。


誰かわからない、けど
誰かきてる。




ギシッー。
その誰か、はあたしが寝たふりを
しているベッドに腰かけた。


頭にそっと手を置かれ
髪を撫でられ…




「彩芽様…」



この声!

晴人さん!?


「起きていらっしゃいますよね?」


無理無理!

あたしは寝たふりを続けた。


クスッ…

「寝た…ふりですか。
バレていますよ、彩芽様。
あなたの右手は、ヌルヌルだ…」


ーっ!?

いつの間にか、晴人さんはあたしの
手に触れていた。


「ひとりで、していたのですか?」


恥ずかしい!
やだ、やだ!見ないで。



「私があなたのお母様を抱いているのを
見て、欲情…してしまいましたか?」



びっくりして思わず目を見開いてしまった。


「ふふ。やはりそうでしたか」


あたしの腕を引き、晴人さんは
抱き寄せた。

「ちょっ!!!」


力なんかでは絶対叶わないとわかっていても
あたしは抵抗した。


「あなたが望めば…」



そう言いながら晴人さんの手は少しずつ
腰回りに降りてくる。


「慰めてさしあげますよ…」


そう言って晴人さんは
まだ湿ったあたしのパンツの中に手を入れた。


クチュ…


「あっ…」



「濡れてるね…」


クチュクチュ……
晴人さんの長い中指があたしの入り口付近を
行き来する。

「んっ…やぁっ…」


「中は…まだかな?」

そう言うと中指を少し入れてきた。

ーっぅ!

「いっ…!」


あたしの声を聞いた晴人さんは
中に入れた指を抜き
顔を覗きこんできた。


「彩芽ちゃん…もしかして処女?」


あたしは恥ずかしくてゆっくり頷く。

そうすると晴人さんは
ゆっくり手をパンツから出しベッドに
片足だけ乗せていた態勢から
靴を脱ぎ完全にベッドへ乗ってきた。




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