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「私が欲しいですか?お嬢様」
第11章 執事〜決断〜





ーサラッ。

「んっ…颯太…さん」

ベッドに腰をかけて
あたしの髪を撫でる颯太さんが
目に映る。


「彩芽様…大丈夫ですか?」


あたしは気を失っていたらしい。
少し心配そうな顔をして
覗き込まれた。

「うん…大丈夫です…」

クスッ
柔らかく笑う颯太さん。

「とても可愛いお姿でした」

ーっ!!!!!

ガバッー
恥ずかしくなって
思いっきり布団を被った。

「今日はこれにて失礼いたしますね」


ーモゴモゴ。
あたしは布団の中でしゃべった。

「布団の中ですと聞き取れません。
お顔を見せてください」


そう言われて、少しだけ
顔を出した。


「おやすみなさい…」

頭を撫でる颯太さんの目が
細くなる。


「おやすみなさいませ。
明日は7時にこちらに来ますね」




そう言うと、あたしの部屋から
去って行った。



その後ろ姿をあたしはただ見つめた。



ーーーーーーーーーーーー




あと3日。


3日で専属を決めなくちゃいけない。












けれど、あたしの中で
もう迷いはなかった。




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