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「私が欲しいですか?お嬢様」
第18章 専属〜繋がる躯〜
「そう…たさんっ」
あたしは彼の首に手を回した。
「くっ…煽らないでくだ…さい」
そう言って余裕のない
深い口付けをする。
クチュッ…
「んんっ…ふっ…」
キュゥゥ…
「ーっうぁ…彩芽…締め…」
颯太さんの動きが止まって
あたしに被さり呼吸をする。
はぁ、はぁと耳元で聞こえたあと
こう言った。
「締めないでと言いましたのに…
もう我慢できませんよ…?」
そう言ってさらに
強く腰を打ち付けてきた。
グチュッ!グチュッ!
「ああっ!あんっ!…はっ」
「きゅうきゅう締めつけて…」
グチャッ!グチャッ!
「あっ!あっんっ…んっんっ!」
「そんなに私のが…
気持ちいいです…か?くっ…」
「んあっ!そ…ぅた…さん
だめっ…いっ…」
深くなる繋がり。
「そろそろですか?
では…ご一緒に…私を見て…」
颯太さんの言葉に
あたしは必死に目を開けて
見つめる。
「んっ…あっ…も…だめ」
「私もですよ…彩芽…」
ズチュッ!ズチュッ!ズチュッ!
くる…
もう…だめ…
「あっイ…クッ!!あっ!!!」
「くっ…」
あたしの躯がビクビクとすると
同時に颯太さんはゴム越しに
あたしの中に熱を放った。
ぼんやりと意識の中で
月明かりに照らされて
颯太さんの汗が光っていた。
それすらも色気を感じる。
あたしはそんな事を思いながら
意識を手放した。