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「私が欲しいですか?お嬢様」
第31章 専属〜誓いをふたたび〜

「タクシーになりますが、
構いませんか??」
尚弥さんは飛行機から降りて
手続きを済ませるなり
あたしそう言った。
「え!全然!
…颯太さん家は近いの?」
「ここからだと1時間弱くらいですね」
そう言って
タクシー乗り場に行った。
ほんとに…
会いに行くんだ…
タクシーに乗るために
荷物を積んだりしているのを
ボーっとして見ていると
1台のタクシーが到着した。
キキッー
「ありがとうございますっ」
ー…?
聞き覚えのある声がして
振り返った。
まさか…

