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「私が欲しいですか?お嬢様」
第31章 専属〜誓いをふたたび〜

顔をあげた颯太は
真っ直ぐに彩芽を見つめた。
「では、ふたたび誓いましょう」
「颯太さん…」
「私はこの先もあなたと
ご一緒にいます。ずっと…ずっと…」
彩芽は颯太の目を見つめたまま。
「言ってください、私に。
専属執事になれと…あの時の様に」
「あたしの…専属執事で…
いてください…」
チュッ…
手の甲にもう一度キスをされた。
「かしこまりました。
今度こそ離れたりなど致しません。
執事としても…そして…」
颯太は立ち上がり、ベッドにのると
彩芽の唇を塞いだ。
チュッ
「んっ…」
唇を離すと、妖艶に微笑む。
「あなたの恋人としても…」
2人の間に誓いはふたたび交わされた。
新たな誓いと共に。

