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「私が欲しいですか?お嬢様」
第32章 颯太〜熱が溢れて〜
グチュグチュと卑猥な音が
部屋中に響く。
彩芽はその音が恥ずかしく
颯太の顔を見れずにいた。
「こっち見て…彩芽」
颯太はそんな彩芽の顔を見たくて
視線を合わせたくて
名前を愛おしく呼んだ。
グシュッ
その甘い声に彩芽のソコは
蜜をさらに溢れ出させる。
手は動いているのに
颯太の唇は優しく耳、頬、首筋へと
キスを落とす。
「彩芽…」
チュッ…
「彩芽…」
「〜っ!!」
その声はさらに愛おしさがこもり
彩芽の脳内に甘く響く。
その甘い声は耳元でそっと
囁いた。
「彩芽…もう…挿れていい?」
ーー!!!!????
彩芽の心臓は飛び跳ねた。