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「私が欲しいですか?お嬢様」
第32章 颯太〜熱が溢れて〜
肩で息をする彩芽。
颯太は腰を止め、それを眺めた。
愛おしい…全てが。
「いや…だ…」
ふっと彩芽が小さく呟く。
颯太はそっと耳を傾けた。
「ん…?」
「顔…見れないの…いや…」
ドクンッ
彩芽がその言葉を言った表情に
颯太は射抜かれた。
ー反則だ…今のは…
「ん…ごめん…私も
顔を見たいです…」
そういうと、颯太はそっと
彩芽を仰向けにし
まだ熱が消えないソレを挿れた。
顔が見えた途端
彩芽は涙を浮かべて颯太を見た。
「ふふ…」
ふいに彩芽が笑う。
「ん?」
「好き…」
ドクンッ…
颯太は腰を動かした。
グチュッ!グチュッ!
「あまり…煽らないでください」
「んあっ…あっ…ぁん」
ー彩芽の全てが愛おしい…