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「私が欲しいですか?お嬢様」
第32章 颯太〜熱が溢れて〜

ズチュッ!ズチュッ!
「あぁんっ!はぁ…んん」
額に汗が光る。
颯太は彩芽をがむしゃらに求めた。
情けない…
こんなに余裕がないなんて…
それでも彩芽よりは余裕のある
颯太は彩芽が魅せるその姿に
声に全身を傾けた。
「彩芽……そろそろ…」
あ…ゴム…してない…
彩芽はそのことに気づき
また颯太もそれをわかっていた。
「んっ…な…か、は…ぁん」
「はい、わかっており…ます…」
颯太は中に出してしまいたい欲を
抑え込む。
彩芽はまだ高校生、
そのことは颯太もよくわかっていた。
ズチュッ!
「んあっ…はっ…んん」
もっと欲しい…
彩芽もまたそんな事を思っていた。
ズチュッ!
激しくなる腰の動き。
歪む颯太の顔を見て、愛おしさが増す。
''中に欲しい…''
互いにそう思っていた。

