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「私が欲しいですか?お嬢様」
第33章 颯太〜新たな出発〜



午前2時。


旅館 はなぶさ
最上階のこの部屋は
月明かりが眩しい。


彩芽は裸のままシーツをまとい
窓際にある椅子に腰掛けた。

ベッドを見ると
同じく裸の颯太が枕を抱えて寝てる。



「ふふ…なんか新鮮…」


彩芽はそんな颯太を見て笑った。


今日は満月。


この月明かりがまるで
2人の再会をお祝いしている様に見えた。


しばらく月を眺めていると
突然フワッと抱きしめられた。


「きゃっ…」


髪の毛の匂いを嗅ぐように
鼻先を押し付ける。

「いつから、起きていたのですか?」



すっかり執事の颯太に
戻っているらしい。


「少し前、お手洗いに起きたら
月がきれいで…つい…」



そう言うと颯太も月を見た。


「ほんとですね、キレイです」



そうして、2人でしばらく月を
見ていた。


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