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第7章 執事〜颯太〜

クチュ…

「舌を、出してください」

言われるままに舌を出すと
颯太さんの舌がからまってきた。
部屋中に舌が絡み合う音と
吐息が響き渡ってる気がする…

クチュ…チュパ…
「んんー！！」

突然、両方の頬をもたれ
さらに奥へと舌が入ってきた。
舌を絡め、歯ぐき全体をなぞられる。
颯太さんは絶え間なく唾液を
注ぎ込んでくる。

そのせいであたしの口端から
唾液が垂れている。


「あっ…ふっ…んんっ」

「あー、駄目ですよ、
これではお嬢様のままですね」


ハァハァ…

身体が今までにないくらい熱い。
もっとしてほしい。
こんなの知らない…

「お嬢様、私に恋愛感情を
抱いてはなりませんよ？？
わかりますね？」


恋愛感情？
…そんなのわかってる…

キスだけで意識が朦朧とし
あたしはただ頷いた。

「いい子ですね、
もう一度したいですか…？」


唇が触れるか触れないかの所で
話す颯太さん。
あたしは我慢できずに自ら
口付けた。

「んっ…ふっ」

「上手です…できるではありませんか」

クチュ…チュパ