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「私が欲しいですか?お嬢様」
第8章 女子会〜彩芽×詩織〜

口付けを交わし
大和さんはそのまま部屋を出た。

「あっれー??彩芽どうしたの?」


窓を開けて外を見てるあたしに
詩織が駆け寄ってきた。

「彩芽…真っ赤だよ?」

クスクスと笑う詩織。

「あ、当たり前でしょ!
あんな!人前でいきなりキッ…!!」


あたしもキスは経験したけど
それでもあんな人前でなんてっ!


「ふふ、でも彩芽もしたことあるでしょ??
キスくらい」


「それは、そうだけど…」


「彩芽もそのうち、人前でもするって!」



「あたしはしないもん!」


ええ〜!?
と詩織は反応する。


「とりあえず!着替えよっ!
お菓子食べながら話しよっ!」


大きく頷いて、あたし達は
部屋着に着替えた。

テーブルに広げたたくさんのお菓子。
ジュースも用意して。








楽しい楽しい、2人だけの女子会。
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