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コンプレックス
第7章 『俺』の彼女

初めて入る翔の会社。
右も左も分からない愛里咲は、迷わずエントランスにある受付へと足を運んだ。
翔の義理の妹である事、
頼まれたお弁当を届けに来た事を告げ、
翔を呼び出してもらう。
暫くして、
「お待たせしました。夏川でしたら、来客を見送りにエレベーターでこちらへ向かっています」
同世代であろう受付嬢の笑顔に、愛里咲はホッと安堵の息を漏らした。
「ありがとうございます」
御礼を言って、指示されたソファーへと腰を降ろす。
そこから見えるエレベーターが、1階を目指して降りてくる。
(仕事をしている翔さんて初めて見る!)
身内の職場見学に来たような気持ちになり、愛里咲は目をキラキラと輝かせながらエレベーターを見つめていた。
右も左も分からない愛里咲は、迷わずエントランスにある受付へと足を運んだ。
翔の義理の妹である事、
頼まれたお弁当を届けに来た事を告げ、
翔を呼び出してもらう。
暫くして、
「お待たせしました。夏川でしたら、来客を見送りにエレベーターでこちらへ向かっています」
同世代であろう受付嬢の笑顔に、愛里咲はホッと安堵の息を漏らした。
「ありがとうございます」
御礼を言って、指示されたソファーへと腰を降ろす。
そこから見えるエレベーターが、1階を目指して降りてくる。
(仕事をしている翔さんて初めて見る!)
身内の職場見学に来たような気持ちになり、愛里咲は目をキラキラと輝かせながらエレベーターを見つめていた。

