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コンプレックス
第11章 俺の決意

バタン‼︎
勢いよく、部屋のドアを閉める。
「あーもー!」
思い通りにならない現実に、翔は大きな声を上げてベッドへとダイブした。
(何としてでも家を出る!)
ベッド脇に置かれた渚とのツーショットのプリクラを見ながら、翔は新たに決意を固める。
(どうすればいい?家事……俺にも家事が出来ると分からせればいいのか!)
名案を思い付いたとばかりに、翔はベッドの上で身体を起こす。
(でも実際出来ないしなぁ……)
ため息を吐き出し、
(そもそも家事って何すんだよ?)
頭を抱える。
朝起きて、朝飯?
トースターがあればトーストくらい焼けるよな?
で、昼飯は会社で適当に食うだろ?
夕飯は……惣菜?
1人悶々と考え込む翔の頭の中に、
”家事の一切が出来ない兄貴が?”
翔の現状をよく知る身近な人物が浮かび上がった。
勢いよく、部屋のドアを閉める。
「あーもー!」
思い通りにならない現実に、翔は大きな声を上げてベッドへとダイブした。
(何としてでも家を出る!)
ベッド脇に置かれた渚とのツーショットのプリクラを見ながら、翔は新たに決意を固める。
(どうすればいい?家事……俺にも家事が出来ると分からせればいいのか!)
名案を思い付いたとばかりに、翔はベッドの上で身体を起こす。
(でも実際出来ないしなぁ……)
ため息を吐き出し、
(そもそも家事って何すんだよ?)
頭を抱える。
朝起きて、朝飯?
トースターがあればトーストくらい焼けるよな?
で、昼飯は会社で適当に食うだろ?
夕飯は……惣菜?
1人悶々と考え込む翔の頭の中に、
”家事の一切が出来ない兄貴が?”
翔の現状をよく知る身近な人物が浮かび上がった。

