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第12章 俺の弟の胸の内
じっと見られると、つい隠したくなる。


ダイエット頑張って、もっとお腹を引っ込めたかったな…

体操とかマッサージを頑張って、胸も大きくなりたかったな…

欲を言えばキリが無い。


「しょ、翔さん!恥ずかしい!」

胸元を隠した渚の両手を、翔の両手が引き剥がし、顔の横へと押し付けられる。

隠すことを奪われた渚は、生まれたままの姿で翔の下へと組み敷かれ、恥ずかしさに顔を真っ赤に染めていく。


「翔さ…っ、ンッ⁉︎ 」

渚が必死に隠していた小さな双丘。

両手を押さえられ、露わにされたそこに翔の舌が這う。


「や、っだめ……翔、さんっ」

熱い舌に、浮かされる身体。

ザラっとした感触が擽ったくて、身体を捩っては甘い快感に溺れていく。


「翔さん……この前みたく……して?」

一度憶えた甘い快楽は忘れられなくて、渚の双丘の頂が紅みを増して勃ち上がる。


「この前?」

わざととぼける翔の顔は口端が意地悪く上がり、

(ああ…愛里咲を苛める時の琉くんにそっくり……)

そう思う渚の顔も、その時の愛里咲のように泣きそうに歪んでいる。


チュ…
待ち侘びて硬く立った頂が、翔の口内へと含まれる。

「ん…っ…翔、さん……」

渚の口から甘い吐息が漏れれば、

「え……?」

待ち侘びた甘い刺激を与えられることなく、翔の唇が離れていった。


「翔さん…っ…意地悪しないでよ」

ベッドに押し付けられる手首に力を込め、渚は思わず翔を睨む。

「渚」

そんな渚に笑顔を返す翔。


「呼び方、戻ってる」

悪魔の笑みを深めた。



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