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第13章 俺の周りの企み
「誰がそんな余計なこと、愛里咲に吹き込んだ?」

琉の眉間のシワが深くて、

一瞬浮かんだ翔の顔を掻き消すように、愛里咲は頭をブンブンと横に振る。


「庇うのかよ?気に入らねぇな」

「かばっ、う…とかじゃなくて…っ」

「あーそっか」

慌てる愛里咲を愉しそうに見下ろした琉は、

「愛里咲の口を開くには、ここを開いてやんねぇとだったな!」

愛里咲の足を大きく開かせ、

真ん中を貫いた。


「あ、ああっ‼︎ 」


身体の真ん中を貫かれた衝撃に、愛里咲の身体が痙攣を繰り返す。

先ほど散々蕩かされた愛里咲の中は、琉の熱を包み込み貪り始める。


一瞬、苦しげに顔を歪めた琉。

すぐにいつもの笑みを浮かべ、口端を上げる。


「挿れただけでイッてんのかよ。感じてないで、ちゃんと説明しろよ」

そう言って愛里咲の蜜をかき混ぜてやれば、あっと言う間に厭らしい水音が響き出す。


「あっ、ああっ……ん、無理っ、もっ無理っ‼︎ 」

左右に首を振りたくりながらも、愛里咲は腰を上げて琉の動きを受け止めていく。


「無理じゃねーだろ。ちゃんと言えよ」

「やっ、ダメ…っぁ…き、もち…ぃっ」

「言わねーとやめるぞ?」

そう言えば、

「嫌っ!言う!言うからぁっ‼︎ 」

泣き濡れた顔で琉を見上げる愛里咲。


愛里咲の中で膨らむ琉の欲情。

それを煽るかのように、愛里咲の中も時折小さく蠢いた。




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