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コンプレックス
第2章 弟の嫁さん

「随分と、仲良くなったみたいだな?」
ギリッ…と、琉が愛里咲の右手を掴む力が強くなる。
「ななななななっ…仲良くなんかっ…」
タイミングが良いのか悪いのか、愛里咲と翔の声がハモれば、琉の切れ長の目がスッと冷たく細められた。
「なっ、何故こんな事に⁈ 」
先程まで、空気も機嫌も悪くなかった筈!
愛里咲の責めるような視線が翔を捉える。
「やっ…だって、ほら!こんな美味い飯を”まあまあ”だなんて失礼なやつだなって…」
慌ててそう言う翔は完全にパニックで、何故か琉のおかずに手を伸ばす。
ギリッ…と、琉が愛里咲の右手を掴む力が強くなる。
「ななななななっ…仲良くなんかっ…」
タイミングが良いのか悪いのか、愛里咲と翔の声がハモれば、琉の切れ長の目がスッと冷たく細められた。
「なっ、何故こんな事に⁈ 」
先程まで、空気も機嫌も悪くなかった筈!
愛里咲の責めるような視線が翔を捉える。
「やっ…だって、ほら!こんな美味い飯を”まあまあ”だなんて失礼なやつだなって…」
慌ててそう言う翔は完全にパニックで、何故か琉のおかずに手を伸ばす。

