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第4章 俺は琉じゃないよ?
白取と2人で残す事を心配した翔と畑山が、それぞれに声を掛けてくれたが、

やはり年長者に最もらしい事を言われれば、従わざるを得ない。


白取と2人きりで個室に残された事を不安に思いながらも、渚は机の上を片付け始めた。


ドサッ

向かい側に座っていた筈の白取が、渚の横に腰を下ろす。


「なっ…何ですか?」

ジワジワと身体を寄せてくる白取から、渚は少しずつ距離を空けていく。


「ねぇ、キミ、いくつ?」

言いながら、白取の手が渚の太腿に置かれる、


「やめて下さい! セクハラですよ!」

パシッっと白取の手を払い除ければ、その手はお尻に回される。


「減るものじゃないだろ?」

「魅力が減ります!」


「増やしてやるよ」

「結構です!」


言い合いながら、

白取の手を払う渚。

渚の身体にベタベタ触れる白取。


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