この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
コンプレックス
第4章 俺は琉じゃないよ?

約束通り、
その日の仕事を終わらせた翔と渚は、2人きりで飲みに来ていた。
「え? 白取さんに琉の事、話したの?」
昼間の白取との会話を伝えた渚に、翔は少し慌てて聞き返した。
白取の事を話した時、怯えてしまった愛里咲を思い出す。
そして、
”愛里咲の事、知られないようにして”
その時の琉の言葉も…
「愛里咲ちゃんの事は?」
「愛里咲の事? 言ってないと思います」
よかった…と、小さく息を吐く翔。
渚は、不安そうに聞いた。
「………私、余計な事を言いましたか? すみません」
「え⁉︎ いや、大丈夫だよ!
……多分」
慌ててそう答え、翔は話題を変えた。
その日の仕事を終わらせた翔と渚は、2人きりで飲みに来ていた。
「え? 白取さんに琉の事、話したの?」
昼間の白取との会話を伝えた渚に、翔は少し慌てて聞き返した。
白取の事を話した時、怯えてしまった愛里咲を思い出す。
そして、
”愛里咲の事、知られないようにして”
その時の琉の言葉も…
「愛里咲ちゃんの事は?」
「愛里咲の事? 言ってないと思います」
よかった…と、小さく息を吐く翔。
渚は、不安そうに聞いた。
「………私、余計な事を言いましたか? すみません」
「え⁉︎ いや、大丈夫だよ!
……多分」
慌ててそう答え、翔は話題を変えた。

