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コンプレックス
第4章 俺は琉じゃないよ?

締め付けられるように、愛里咲の胸はキュンキュンと鳴り、
堪らずギューギューと琉の頭を抱き締めれば、
「………馬鹿にしてんのか?」
震えるような低い声。
「ええっ⁉︎ 」
慌ててその顔を引き剥がせば、不機嫌な琉の視線が突き刺さる。
「”赤ちゃんプレイ”ってこういうのじゃないの⁈ 」
「赤ちゃんプレイ?」
「うん、双子たちにしたようなお世話って…」
思い切って尋ねれば、
フッ…と琉の視線が和らぐ。
「”俺の” 世話、だろ?」
「はっ……そ、そうでちゅね〜、琉たんに限ってそんなプレイは望みまないでちゅよねぇ?」
─────…
スッ…と細められた琉の目に、愛里咲はアワアワと口を動かし震え出す。
「もう一度聞く。馬鹿にしてんのか?」
「ととと、とんでもないです! ごめんなちゃい〜!」
ガシッ…
後ずさる愛里咲。その腕が掴まれ、強く引き寄せられる。
「覚悟は出来てるようだな。
なら、今日は ”パパ” としてたっぷりと可愛がってやるよ」
ニッ…と持ち上げられて弧を描く琉の口元に、
愛里咲はゾクッと身体を震わせ、
─────その期待に、身体を蕩けさせた。
堪らずギューギューと琉の頭を抱き締めれば、
「………馬鹿にしてんのか?」
震えるような低い声。
「ええっ⁉︎ 」
慌ててその顔を引き剥がせば、不機嫌な琉の視線が突き刺さる。
「”赤ちゃんプレイ”ってこういうのじゃないの⁈ 」
「赤ちゃんプレイ?」
「うん、双子たちにしたようなお世話って…」
思い切って尋ねれば、
フッ…と琉の視線が和らぐ。
「”俺の” 世話、だろ?」
「はっ……そ、そうでちゅね〜、琉たんに限ってそんなプレイは望みまないでちゅよねぇ?」
─────…
スッ…と細められた琉の目に、愛里咲はアワアワと口を動かし震え出す。
「もう一度聞く。馬鹿にしてんのか?」
「ととと、とんでもないです! ごめんなちゃい〜!」
ガシッ…
後ずさる愛里咲。その腕が掴まれ、強く引き寄せられる。
「覚悟は出来てるようだな。
なら、今日は ”パパ” としてたっぷりと可愛がってやるよ」
ニッ…と持ち上げられて弧を描く琉の口元に、
愛里咲はゾクッと身体を震わせ、
─────その期待に、身体を蕩けさせた。

