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第5章 『俺』の気持ち

翌日…
双子は琉の両親、そして翔に預け、
琉と愛里咲は芽衣のお見舞いへと来ていた。
「お疲れ様でした」
おめでとうの後についそんな言葉を掛けてしまうのは、愛里咲が母親になったからか…
対する芽衣も、
「あはは!出産舐めてたわ。2人も産んだ愛里咲を尊敬する!」
と言って、痛みに顔を歪める。
長丁場となった芽衣の出産。
途中、芽衣の腰を摩りながら寝てしまった佐藤。
痛みで沸点の下がっていた芽衣にベッドから蹴落とされ、オデコに痛々しいタンコブを作っていた。
「……その顔で写真撮ったんですか?」
「そう!俺に似てさぁ、イケメンなんだわ」
呆れたような琉の視線には気付かず、佐藤はニコニコ楽しそうだ。
双子は琉の両親、そして翔に預け、
琉と愛里咲は芽衣のお見舞いへと来ていた。
「お疲れ様でした」
おめでとうの後についそんな言葉を掛けてしまうのは、愛里咲が母親になったからか…
対する芽衣も、
「あはは!出産舐めてたわ。2人も産んだ愛里咲を尊敬する!」
と言って、痛みに顔を歪める。
長丁場となった芽衣の出産。
途中、芽衣の腰を摩りながら寝てしまった佐藤。
痛みで沸点の下がっていた芽衣にベッドから蹴落とされ、オデコに痛々しいタンコブを作っていた。
「……その顔で写真撮ったんですか?」
「そう!俺に似てさぁ、イケメンなんだわ」
呆れたような琉の視線には気付かず、佐藤はニコニコ楽しそうだ。

