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貴方色に染められて‥
第3章 君を助ける為に‥
だが事件が起きた。

美和はその夜も衛にSEXを強要させられ暴力を受けながら衛のモノを入れらていた。

「てえー何で動かなえんだ!ほら、動いて啼け!」

そして美和は投げ出しながらもある言葉を思い出した。


‥抵抗するんだ。

‥イヤだと声を出すんだ。


それは昴からの言葉だった。

美和はその言葉を思い出し思いっきり叫んだ。

きっと助けに来てくれると信じて。


「いやーーー!!助けて!!」

「だ、だれかーーー助けて!!」


美和は叫び寝室から逃げ出した。

衛は美和をキッチンへと追い詰めた。


「てめえ、何逃げてんだ?ほら、来いよ、ほら」

「こ、来ないで!」

美和は咄嗟に包丁を手にした。

「へえー刑事の俺を脅そうなんて美和もやるな‥ほら、包丁を離せ」

ジワジワ近寄る衛に恐怖を感じ美和は自らの体を刺した。


「み、美和!おい!」


美和は血を流しながら心の中で昴の笑った顔を思い出し柔らかい笑みを浮かべ意識を失くした。


「美和ーーー!!」


悲痛な衛の声が部屋中に響いた。

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