この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
・甘い夢 灯の煢・
第2章 ・出会い・
しかし夢雪の目を見つめて言った。
「だけど、夢雪さんが美味しそうに僕の作ったショコラを食べてくれてた顔が凄い印象にあって、唇に目がいってああキスをしてみたいって直感的に思ったのは事実で、って 何言ってるんだ・・・」
それに驚きながらも、もう一度抱きしめたのは今度は夢雪だった。
「私ずっと、女子高育ちでその後もアパレルの世界で女の人達ばかりいるとこで 男性に免疫があんまりなくてちょっと怖いなって思う事も沢山あったけど、煢さんは怖くなかったよ。だから謝らないで。」
それに抱きしめ、返してでも身体を離して目を見つめた。
「おやすみのキスをしていい?」
それにちょっと笑ってから言った夢雪。
「今更、聞くのは狡い。沢山したのにっ」
それに飛び切りの笑顔を向けて、初めてのキスをするように優しく、ゆっくりと唇を重ねた。
近付いて来る煢の瞳がやっぱり綺麗だなと思ったし、睫毛が長いなって思って目を閉じた夢雪だった。
二人の淡い恋の始まりはショコラの魔法の中に、ゆっくりとスタートしたのだった。
煢の作ったショコラにより、夢雪の雪は溶け二人の間に、春風が吹きその風はどこまで二人を運ぶのか・・・
出会いは唐突にだが確実に訪れ煢の騒めきは、次第に大きな波へとなるだろう
春の夜の淡い恋の訪れだった。
「だけど、夢雪さんが美味しそうに僕の作ったショコラを食べてくれてた顔が凄い印象にあって、唇に目がいってああキスをしてみたいって直感的に思ったのは事実で、って 何言ってるんだ・・・」
それに驚きながらも、もう一度抱きしめたのは今度は夢雪だった。
「私ずっと、女子高育ちでその後もアパレルの世界で女の人達ばかりいるとこで 男性に免疫があんまりなくてちょっと怖いなって思う事も沢山あったけど、煢さんは怖くなかったよ。だから謝らないで。」
それに抱きしめ、返してでも身体を離して目を見つめた。
「おやすみのキスをしていい?」
それにちょっと笑ってから言った夢雪。
「今更、聞くのは狡い。沢山したのにっ」
それに飛び切りの笑顔を向けて、初めてのキスをするように優しく、ゆっくりと唇を重ねた。
近付いて来る煢の瞳がやっぱり綺麗だなと思ったし、睫毛が長いなって思って目を閉じた夢雪だった。
二人の淡い恋の始まりはショコラの魔法の中に、ゆっくりとスタートしたのだった。
煢の作ったショコラにより、夢雪の雪は溶け二人の間に、春風が吹きその風はどこまで二人を運ぶのか・・・
出会いは唐突にだが確実に訪れ煢の騒めきは、次第に大きな波へとなるだろう
春の夜の淡い恋の訪れだった。