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シーツのお供
第4章 先生!
きりきりと引っ張られていた乳首が更にガラス管の中に吸い込まれていく。
じんじん痛むどころではなくなって、どくどくと脈打つのは心臓なのか乳首なのかわからなくなった。

背中に汗が伝い、千切れそうに痛む乳首に、更に音叉があてがわれた。


「ぃああっせんせっ!やめてっ!」

「痛い?」

「いたい…」

「それはよかった。」


にっこり笑う先生が怖く思えた。



それが伝わったのか、ふと物悲しい顔をした先生と目が合った。



何も言わずに、優しく唇が重なる。


俺を信じて。


そんなキスだった。


だから私も、痛みに汗を浮かべながらもぎこちなく笑って見せた。



先生を信じてる。


伝われ。





「今日のお仕置き、本当にきつそうだね。鞭とどっちがきつい?」


身動き取れずにバシバシ叩かれるのはきつい。


だけど…

「…今日…」



ピンポイントで敏感な乳首をぎりぎりと引っ張られ、そこに振動を宛てられるのは予想以上にきつかった。


ぜいぜい呼吸をしながら答えると、先生は満足そうに笑った。

「そっか。それならいい」


音叉をテーブルにおいて、また何かごそごそ漁り始める。


「悪い子理沙にはぴったりだ。きついお仕置きしないと全然言うこと聞いてくれないもんね」


なにか小さいものを手に持っている。ように見える。

実際、涙で視界が悪かったから正確になにを持っているのか見えなかった。
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