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シーツのお供
第5章 愛しい私のご主人様

「桜子」
上質で洗練されたデザインのタキシードに身を包んだご主人様がわたしを優しく呼びました。
地下室に小さく拍手が鳴り響きます。
「始めましょう」
ご主人様が指を鳴らしました。
わたしは緊張しながら部屋の真ん中へゆっくり歩いて行きました。
その周りをお客様が囲みます。
20代の方から50代くらいの方、女性、男性、様々な方がおります。
「おい、目隠しだ」
ひとりのお客様がボーイに言いました。
ひとりのボーイが箱の中から黒いアイマスクを持ってきます。
わたしはそれで目隠しされました。
「手錠」
短く言ったお客様にも同じくボーイが金属の重たい手錠を箱から出して手渡します。
「木製の洗濯ばさみはあるかしら?」
女性のお客様もご注文なさいます。
わたしはあっという間に後ろ手に手錠を嵌められ、メイド服を捲し上げられ、たくさんの手に愛撫されました。
メイドエプロンの下は、セパレートタイプの制服です。
「はさみをちょうだい!」
誰かがおっしゃいました。
刃物もあります。
しかし怖くありません。
わたしが血を流すことは禁止というルールがあります。
ルールはいくつかあります。
地下であるゆえ換気ができなので、全面禁煙
首を絞める等、死に至らしめることは全面禁止
スカトロ禁止
フィスト禁止
目や耳などを傷つけることは禁止
拳で殴る、蹴るなどの暴力は禁止
中出し禁止
ここで起こった出来事は、この扉を出た瞬間に忘れること。
このルールのもと、お客様はわたしを好きに苛める「ショー」なのです。
上質で洗練されたデザインのタキシードに身を包んだご主人様がわたしを優しく呼びました。
地下室に小さく拍手が鳴り響きます。
「始めましょう」
ご主人様が指を鳴らしました。
わたしは緊張しながら部屋の真ん中へゆっくり歩いて行きました。
その周りをお客様が囲みます。
20代の方から50代くらいの方、女性、男性、様々な方がおります。
「おい、目隠しだ」
ひとりのお客様がボーイに言いました。
ひとりのボーイが箱の中から黒いアイマスクを持ってきます。
わたしはそれで目隠しされました。
「手錠」
短く言ったお客様にも同じくボーイが金属の重たい手錠を箱から出して手渡します。
「木製の洗濯ばさみはあるかしら?」
女性のお客様もご注文なさいます。
わたしはあっという間に後ろ手に手錠を嵌められ、メイド服を捲し上げられ、たくさんの手に愛撫されました。
メイドエプロンの下は、セパレートタイプの制服です。
「はさみをちょうだい!」
誰かがおっしゃいました。
刃物もあります。
しかし怖くありません。
わたしが血を流すことは禁止というルールがあります。
ルールはいくつかあります。
地下であるゆえ換気ができなので、全面禁煙
首を絞める等、死に至らしめることは全面禁止
スカトロ禁止
フィスト禁止
目や耳などを傷つけることは禁止
拳で殴る、蹴るなどの暴力は禁止
中出し禁止
ここで起こった出来事は、この扉を出た瞬間に忘れること。
このルールのもと、お客様はわたしを好きに苛める「ショー」なのです。

