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シーツのお供
第5章 愛しい私のご主人様
力が入らない体を、何人もの手が這いずり回ります。

足首に付けられた何か金属は、それぞれ足首と同じ金具に拘束されました。

膝を立てられ、手を動かせば足が上がり、足を伸ばせば腕が引っ張られます。


更に膝にも皮製のような拘束具を付けられ、左右に開かれました。
がちゃんと大きな音がして、台の裏側で固定されたようです。

仰向けになったお腹の上にもロープが渡され、台に固定されました。




とても間抜けな格好です。



縄で擦られて、何度イったかわからないぐしょぐしょのおまんこを、大きく大きく開く格好です。


いくつもの目が私のそこに向けられていました。



薄暗い地下の部屋に、ぱっと明かりがつきました。


何事かと眩しさに薄目を開けると、私だけが照らされている事に気がつきました。



自分だけが照らされると、周りが全く見えなくなります。



あまりに明るくなったそれに目が全然慣れず、ほとんど見えていませんでしたが、器具を用意するボーイの顔が、ぼんやり心配そうに歪めているのがわかりました。





わたしは、望んでこれをしているのよ



そう教えたくて、少し口角を上げて見せました。

ボーイの顔は、確認できませんでした。





太った男性が何か大きな声で言っています。
何を言っているのか、相変わらず理解することはできませんでしたが、細い棒のようなものを持っているのがわかります。


反対の手にも何かもっているようですが、わかりません。




わからないのは、恐怖です。



こわい…


なにされてしまうのだろう…




くるりと太った男性は私に振り向き、にっこり笑いました。



「きみはこれが大好きだよね」





使い込んだ乗馬鞭を振りかざしました。
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