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シーツのお供
第5章 愛しい私のご主人様
ぱしんぱしん、と叩いていた鞭は、その間隔が長くなり、ひとつずつ重くなっていきました。

パシンッ

パシンっ



パシンッッ…




「あ゛あ゛あ゛ッッ!!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっっ!!!!」



「ひッ!?なにっ…ひああああっあっ!」




クリトリスがひんやりして、腰が浮きました。
しかしそれはロープによって阻まれ、お腹にロープが食い込んだだけに終わりました。


「これ気持ちよさそうよね。いっぱいしてあげるわね」


ちゃりちゃりと金属音。


それは細い鎖をいくつも垂らした鎖の鞭です。


しゃらしゃらしたその鎖は手触りに反して一撃が重く、冷たく、それで撫でられると何とも言えない電流が走ります。


その細い触手のような鎖を、クリトリスに触れるか触れないか微妙な位置でしゃらしゃらと振られました。


本当にまるで触手のように蠢くそれに、クリトリスがおかしくなってしまいそうでした。



パシンっ


パシンッッ




乳房への鞭はそれでも続きます。


「いあああああっっおかしくっっおかしくなっちゃッあああああッッ!!」



がしゃんがしゃんと拘束具が激しく鳴り響きます。


ですが、手も足も動かすことができず、膝を割られて足を閉じることもできず、お腹を括られて仰け反ることもできません。


叩かれて熱を持った乳房に鞭が入ります。


鎖の鞭は、クリトリスから割れ目をうごうごと往復し、微妙なタッチで攻め立てます。
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