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シーツのお供
第5章 愛しい私のご主人様
ひとつの小さな氷がおへその辺りまで下がってきました。

それはゆっくりと、おへそを通過しました。


期待に呼吸が荒くなります。



ゆっくりゆっくり、おへその周りを一周し、そのまま下へさがります。


じっくりじっくり下がって行き、その氷は解けて無くなってしまいました。



欲しかった…



腰を揺らしましたが、拘束具が鳴るだけでした。



そうしてまたひとつの小さな氷がおへそまで下がってきました。


おへそを通過したあと、やっぱりじっくりと下がってきます。




じっくり進みながらクリトリスの少し上まで到達しました。


「おねがいですッ…!」



はしたない懇願をしました。



「くりと…あああっちがっんん!」



氷はするりと右に滑り、足の付け根をゆっくり往復します。



学習しない私は足を閉じようともがきます。結果は同じです。


足の付け根の氷に気を取られていると、3つ4つと氷が下がってきました。



それはやっぱり途中で軌道を変えられ、足の付け根に到達してしまいます。




「桜子の体が冷えてしまうね。終わりにしよう」


誰かがおっしゃいました。




終わって、しまいました…。


氷が這った箇所は乾いたタオルで拭いていただけました。


乳房の痛みはだいぶ良くなりました。


しかし、おまんこが疼きます。





さわって、欲しい…




はしたないメイドです。
おまんこに触れて欲しくて、先ほどからダラダラとだらしなく愛液を溢れさせているのです。



「よかったね桜子。鞭を頑張ったから寄付がすごく増えたよ」


はつらつとしたご婦人が私の髪を撫でてくれました。

先ほど耳鳴りで聞こえなかったときにお話していたのは、鞭の回数で寄付金を決めるという内容だったようです。

私は鞭の回数を数えていませんでした。

ですが、沢山集まったと聞いて安心しました。
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