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年上Lovers♡♡
第1章 数学講師の加藤先生
お互いの間に隙間がないくらい深く重なり貪るようで、でも心があったまるようなキスだった。
それはきっと、先生としているから…
先生のことが大好きだから…
「……離れたくなくなるな」
「…私も…」
「向こうの男に騙されたりすんなよ?」
「先生だけだから、大丈夫…」
「…もーほんとやばいっ」
離れたくない気持ちも、大好きな気持ちも一緒どとても心が満たされる。ずっとこのままでいたい。
「…わたし、先生のものでいい?」
「もちろん」
「…じゃあ責任取ってね」
私からキスをした。絶対離してあげないんだから………
そう思ったのは束の間で、先生が少しずつ主導権を握りつつあって、気付いたらソファに倒されていて、眩しい光を遮って先生の顔が見えた。
お互いを見つめ合う時間が長いように感じる。
「……抵抗とかしたら?」
「…する必要ないもん」
「自分が置かれてる状況分かってないんじゃね?」
「…分かってる、責任取ってって言ったよ」
「……最後だ、いいんだな?」
「…うん」