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年上Lovers♡♡
第1章 数学講師の加藤先生
先生は起き上がって私をお姫様だっこして、部屋中の電気を消していく。私は落ないように黙って先生の行動を見てるけど、心臓はバクバク鳴ってる。
先生とたどり着いたところはもちろんベッドで、さらに緊張した。背中にふわふわとした感触が当たり、暗闇に慣れた目が先生を捉えている。
先生とおでこと鼻をくっつけて見つめ合う。唇がすぐに当たりそうで当たらないもどかしい感じが心臓に悪かった。
「…好きだよ」
「……私も、大好き……んっ、」
キスでこんなにも幸せになれるとは思いもしなかった。それくらい頭の中がふわふわしていて、ほかに何も考えられなかった。
先生の舌が私の口の中に侵入し、舌を捕らえる。私もぎこちない動きで先生に合わすのに必死で息が苦しかったけど嫌じゃなかった。
知らない間に私の腕は先生の首に巻き付き、先生の手は私のカーディガンのボタンを外していた。
「…んっ、せんせぇっ…」
「侑士って呼んで?…ゆ う し」
「ゆうし?」
「そう、正解。先生じゃないから。」
そう言ってボタンの取れたカーディガンとシャツを一気に脱がした。私はブラとスカートだけになった。
侑士も自分でパーカーを脱いで、上半身が惜しげもなく晒されている。服を着てたら分からなかった腹筋にキュンと胸が高鳴った。