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年上Lovers♡♡
第2章 幼馴染みのケンくん
「……ここは?なんで原形?」
「あぁ、suggestが主動詞になるから提案とかになれば…どうなる?」
「あっ!should省略か、だから原形?」
「そうそう、穴埋めでこんなんよく出るから気つけろよ」
ケンくん…さすが国立大学生、頭が違うよ…
ーーーコンコン
「はい、これ持ってきたよ~」
おばさんがワッフルを持って来てくれた。
「りっちゃん紅茶でよかった?」
「はい、ありがとうございます」
「いいえ~勉強頑張ってね、また来てもいいけど今度はお菓子持って来なくていいからね!」
…優しい……!そりゃケンくんも優しくなるよ…
「美味しい~…」
「ん、そだな。でも、律が思ってたほど勉強できてたからビックリした。ちゃんと出来てるし、どっか行きたいとこあんの?」
「えっと……実は、私もケンくんと同じ大学行きたくて…、あそこの大学で環境とかバイオテクとか学べるって聞いたから…まだまだ調べたりないし学力もまだまだだけど…」
「…そっか。…目的をもって勉強するのとしないのとでは全然違うぞ、頑張れ」
……確かに環境のこと学びたいと思ってるけど、本当はケンくんと同じ学校にいて、また一緒に行ったり帰ったりしたいからっていう理由は内緒……