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年上Lovers♡♡
第2章 幼馴染みのケンくん


「…ってことで、付き合うことになりました!つーちゃんに一番に言いたかったの!」

「…あ、ありがとう…おめでとう」

つーちゃんは頭を撫でてくれた。

「じゃっ、行ってくるね!」

「行ってらっしゃい!」

私も今日は大学の前でケンくんを待つ約束をした。ケンくんは最初は嫌がってたけど、当分はしないから明日だけってお願いしたらいいよって言ってくれた。


でも、ケンくんが嫌がってたのを無理にお願いした罰が今当たったんだと思う…

私はナイスバディーな女の人やふわふわ可愛い系の女の人に囲まれ睨まれていた。

「…そういえばさ、あんた前にもここで澤部くん待ってたよね?」

「そうだよ!私たちの澤部くんなのに独り占めして帰ったんだよ!」

「うそ~…信じらんな~いこんなちんちくりんが?…ぷっ」

…好きでちんちくりんやってるわけじゃないんですけど!てか、みんなの澤部くんって何よ!?

「……ケンくんは、私の彼氏だもん!!」

そう叫ぶと周りの女の人はさらに睨みをきかせていた。私の周りはだんだん騒がしくなり関係のない大学生も群がる。

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